JALマイルが貯まるクレジットカードはどれ?入会キャンペーン・特典・メリット・デメリット!

旅行や仕事などで、JAL(日本航空)をよく利用される方の場合、飛行機にお得に搭乗できるJAL(日本航空)のJALマイル(マイレージ)を効率的に貯めたいですよね。このようなとき、JALマイル(マイレージ)が効率的に貯まるクレジットカードを探す必要があります。

しかし、JALマイル(マイレージ)を貯められるクレジットカードは種類が多いため、申込み時に悩む方も少なくありません。

そこで、今回は、JALマイル(マイレージ)を貯める方法でお悩みの方に向けて、マイル(マイレージ)が貯まりやすいクレジットカードはどれかを徹底検証します。

Table of Contents

■JALマイルが貯まるクレジットカードは大きく分けて2種類

一口にJALマイル(マイレージ)が貯まるクレジットカードといっても、その種類は豊富なため、特に初心者の方などはカード選びで悩むことが少なくありません。

そこで、まずはJALマイル(マイレージ)を貯められるクレジットカードの種類を把握しておきましょう。

JALマイル(マイレージ)が貯まるクレジットカードは大きく2つに分類することができます。

JALカード


JALカードはJALマイレージバンク(ポイントプログラム)カードに、クレジット機能が付いたカードのことを指します。

JALマイレージバンクはJAL便への搭乗、提携ホテルへの宿泊、日常生活でのショッピングなどを通して効率的にJALマイル(マイレージ)を貯められるようになっています。そのため、JALマイル(マイレージ)を貯めることを希望している方にとっては、JALカードは必須のクレジットカードです。

JALカード以外のクレジットカード

JALカード以外のクレジットカードとは、文字通りJAL以外の企業が主体となって発行しているカードのことです。JALカード以外のクレジットカードの中には、貯めたポイントをJALマイル(マイレージ)に交換できるカードもあります。

このような機能が付いたクレジットカードであればJALカードと同様にマイル(マイレージ)を貯めることができます。ただし、詳細は後述しますがJALカード以外のクレジットカードだと、本家のJALカードよりもJALマイル(マイレージ)が貯まりにくい仕様になっていることが多いです。

■JALマイル(マイレージ)がザクザク貯まるJALカードの8つのメリット

ここではJALカードでJALマイル(マイレージ)を効率的に貯められる理由やJALカードを発行するメリットなどを8つまとめましたのでご覧ください。

毎年初回のJAL搭乗時にボーナスマイル(マイレージ)がもらえる

JALカードは毎年1回目のJAL便に搭乗するとボーナスマイル(マイレージ)をもらうことができます。初回搭乗時にもらえるボーナスマイル(マイレージ)数は、以下のようになっています。

ボーナスマイル(マイレージ)付与数
普通カード
/JALカードnavi
【入会後1回目】1,000マイル

【2年目以降1回目】1,000マイル

CLAB-Aカード
/CLAB-Aゴールドカード
/JALダイナースカード
/JALプラチナカード
【入会後1回目】5,000マイル

【2年目以降1回目】2,000マイル

このようにJALカードはカードの種類に関係なく、入会後すぐの特典が充実しているため、早い段階でJALマイル(マイレージ)を貯めることができます。

JAL便搭乗ごとにボーナスマイル(マイレージ)がもらえる

JALカードはJALマイル(マイレージ)をザクザク貯められることを目的としたカードでもありますから、JAL便搭乗ごとのボーナスマイル(マイレージ)も発生します。

JAL便への搭乗で得られるボーナスマイル(マイレージ)は以下のとおりです。

JALカードの種類 ボーナスマイル(マイレージ)付与数
普通カード
/JALカードnavi
フライトマイルの10%プラス
CLAB-Aカード
/CLAB-Aゴールドカード
/JALダイナースカード
/JALプラチナカード
フライトマイルの25%プラス

フライトマイル(マイレージ)とは飛行機に搭乗したときに貯まるマイル(マイレージ)のことであり、JALマイル(マイレージ)の場合は区間マイル(マイレージ)とマイル積算率を使って最終的なマイル付与数が決定されます。

一例ですが東京-大阪区間だと280マイル(マイレージ)(普通席利用でマイル(マイレージ)積算率100%の場合)を貯めることができます。

JAL便搭乗ごとのボーナスマイル(マイレージ)付与数はフライトマイル(マイレージ)の10%(普通カードの場合)となりますので、上記のケースだと280マイル(マイレージ)にプラスして28マイル(マイレージ)が付与されるということです。

もちろん搭乗区間が長くなればなるほどボーナスマイル(マイレージ)の付与数もアップしますので、この特典は頻繁にJAL便へ搭乗する方などにはおすすめです。JAL便搭乗でもらえるボーナスマイル(マイレージ)を計算するには、以下のJALのページを参考にしてください。東京(羽田・成田)から沖縄(那覇)に普通運賃で行くとJALマイル(マイレージ)が984マイル(マイレージ)貯まるみたいですね。

【参考】JALマイレージバンク「マイル数(ポイント)をしらべよう!」

家族でのマイル(マイレージ)共有が可能

JALカードには「JAL家族カードプログラム」というサービスがあります。家族プログラムは登録手続きを済ませることで、家族それぞれが貯めたマイル(マイレージ)を合算し、利用することができます。

つまりJALカードは貯めたマイル(マイレージ)を家族同士で共有できるシステムも整えているということです。一例ですが4人家族で各カードの有効マイル(マイレージ)数が合算して2万4,000マイルの場合、東京-大阪区間であれば2人分の搭乗費用(往復)を無料にすることができます。

ディスカウントマイル(マイレージ)のサービスが利用できる

ディスカウントマイル(マイレージ)とは、特典航空券を通常よりも少ないマイル数で交換できるサービスを指します。

JALは年度内のうちの数ヶ月ほどをディスカウント期間に定めており、会員はこの期間内に特典航空券を利用して搭乗すれば通常よりもお得に空の旅を楽しむことができます。

たとえばですが、東京-大阪区間の特典航空券を利用する場合、通常だと1万2,000マイル(マイレージ)(往復)が必要ですが、JAL会員だと9,500マイル(マイレージ)での交換が可能です。JAL国内線の特典航空券や割引に関する詳細は、以下のJALのHPから確認できます。これはかなりお得ですね。JALカードを作っておかないと損ですね。

【参考】JALマイレージバンク「JALグループ国内線特典航空券 マイル(マイレージ)早見表」

「先得」の先行予約ができる

JALカードの会員は、割引での搭乗が可能な「先得」を先行予約することができます。この「先得」は人気路線や人気期間になるとすぐに売り切れる傾向があり、通常なら予約不可のケースも多々あります。

しかし、JALカード会員の場合は一斉予約開始前(2日前)に先行予約を行えるため、ハイシーズンでも航空券の予約が取りやすくなります。

先得の割引率は期間や搭乗区間などによって異なりますが、中には最大80%以上の割引が適用されるものもあります。先行予約となりますので、クラスJなどワンランク上の座り心地を体感できる席も取りやすいのが大きな魅力です。

日常生活でもJALマイル(マイレージ)が貯まる

JALカードはフライト時だけではなく、日常生活の中でもマイル(マイレージ)を貯められます。JALカードはクレジットカードですので、普段のお買い物や公共料金の支払いなどにも対応しており、200円のカード利用で1マイル(マイレージ)を貯めることができます。

還元率は決して高くはありませんが、JALカードは後述する複数の対策を施すことで、さらに効率的にマイル(マイレージ)を貯められます。

特約店でのカード利用でより多くのマイルが貯まる

前述のようにJALカードは200円の利用で1マイル(マイレージ)が貯まりますが、特約店を利用すると通常時の2倍のマイル(マイレージ)が付与されます。つまり通常店舗で1万円の買い物をした場合は50マイル(マイレージ)しか付与されませんが、特約店だと100マイルを貯められるということです。

JALカード特約店は、JALのHPによると、以下のとおり、54000店もあるようです。ファミリーマートまでJALカード特約店でマイル(マイレージ)2倍なのですね。

また特約店がJMBマイルパートナー、eマイルパートナーに指定されている場合は、特約店利用特典とは別にマイル(マイレージ)を貯められます。

これらの特別な店舗を上手に利用すれば、一般店舗の3倍以上の還元も十分に可能です。下記にJALカードの主な特約店をまとめましたので参考にしてください。

JAL (日本航空) BULE SKY
エネオス イオン
大丸 松坂屋
ファミリーマート ウエルシア
ハックドラッグ マツモトキヨシ

マイル(マイレージ)の2重取りができる (一部カードのみ)

こちらは一部カードのみのメリットとなりますが、JALカードはJMB WAONカードと併用することでJALマイル(マイレージ)の二重取りが可能になります。 とは、JALカード入会時にもらえるJALマイル(マイレージ)が貯まるWAONカードのことです。

WAONはイオン系列の店舗などで利用できる電子マネーのことであり、JMB WAONからの支払いで200円ごとに1マイル(マイレージ)を貯められます。

さらにJALカードの中にはJMB WAONへのオートチャージでマイル(マイレージ)が貯まるタイプもあるため、オートチャージ可能なJALカードを発行することでマイル(マイレージ)の二重取りができるようになります。

■JALカードの種類

JALカードには大きく分けて4つの種類があります。ここでは普通カード、CLAB-Aカード、CLAB-Aゴールドカード、プラチナの基本情報などをご紹介します。

普通カード

普通カードは基本的な機能やサービスを提供する最もスタンダードなJALカードです。クレジットカードのデメリットである年会費も非常に低く抑えられており、クレカデビューを検討している方にもおすすめな1枚です。普通カードのラインナップは以下の9種類となります。

・JAL Mastercard

・JAL Visaカード

・JAL JCBカード

・JAL JCBカード (ディズニーデザイン)

・JALカードSuica

・JALカード TOKYU POINT ClubQ Visaカード

・JALカード TOKYU POINT ClubQ Mastercard

・JALカード OPクレジットカード

・JALアメリカン・エキスプレス・カード

※発行カードは2019年9月時点の情報

CLAB-Aカード

普通カードよりもワンランク上のタイプがCLAB-Aカードです。普通カードと比較すると搭乗時の獲得マイル(マイレージ)数が多かったり、付帯保険が充実していたりするのが特徴です。

年に1回海外旅行などで行かれる方にはおすすめの1枚です。CLAB-Aカードにて発行されているカードは以下のとおりです。

・JAL Mastercard

・JAL Visaカード

・JAL JCBカード

・JAL JCBカード (ディズニーデザイン)

・JALカードSuica

・JALカード TOKYU POINT ClubQ Visaカード

・JALカード TOKYU POINT ClubQ Mastercard

・JALカード OPクレジット

※発行カードは2019年9月時点の情報

CLAB-Aゴールドカード

CLAB-Aゴールドカードは、前述のCLAB-Aカードに提携会社のゴールドサービスを付帯したJALカードです。

選択する提携カードにもよりますが、世界中の空港ラウンジを無料で利用できるなど、飛行機での国内外への移動が多い方にはおすすめの1枚です。CLAB-Aゴールドカードのラインナップは以下のようになっています。

・JAL Mastercard

・JAL Visaカード

・JAL JCBカード

・JAL JCBカード (ディズニーデザイン)

・JALカードSuica

・JALカード TOKYU POINT ClubQ Visaカード

・JALカード TOKYU POINT ClubQ Mastercard

・JALカード OPクレジット

・JALダイナースカード

・JALアメリカン・エキスプレス・カード

※発行カードは2019年9月時点の情報

JALプラチナ・カード

JALプラチナ・カードは、JALカードの中では最高位のステイタスを持つクレジットカードです。

CLAB-Aゴールドカードと異なるのは、「すべての発行カードにおいて世界の空港ラウンジを無料で利用できる」という点です。

また、プライオリティ・パス、プラチナ・コンシェルジュサービスといった国内外の旅をサポートするプラチナ限定のサービスも非常に魅力的です。

旅行好きの方はもちろんのこと、海外渡航が多い方には特に最適な1枚といえるでしょう。プラチナカードの種類は以下のようになっています。

・JAL JCBカード

・JAL JCBカード (ディズニーデザイン)

・JAL アメリカン・エキスプレス・カード

■JALカードの基本スペックを比較

前述のようにJALカードは大きく分けると4つのランクに分けることができます。以下に各カードの年会費などの基本情報、特徴などをまとめた表を掲載しましたので、スペック比較を行っていきましょう。

普通カード
CLAB-A
カード
CLAB-A
ゴールド
カード
JAL
プラチナ
カード
年会費 2,160円
(税込)※1入会後1年間は無料※2
1万800円
(税込)
1万7,280円
(税込)※4
3万3,480円
(税込)
家族会員 1,080円
(税込)※3
3,780円
(税込)
8,640円
(税込)※5
1万6,740円
(税込)
入会搭乗ボーナス 1,000マイル 5,000マイル 5,000マイル 5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス 1,000マイル 2,000マイル 2,000マイル 2,000マイル
搭乗ごとのボーナス +10% +25% +25% +25%
ショッピングマイル (通常利用時) 200円=1マイル 200円=1マイル  

 

ショッピングマイル (プレミアム入会時) 100円
=1マイル
100円
=1マイル
100円
=2マイル※6
100円
=2マイル※6
主な付帯保険 最高1,000万円 (海外旅行/国内旅行傷害保険) 最高5,000万円(海外旅行/国内旅行傷害保険) 最高5,000万円~1億円(海外旅行/国内旅行傷害保険) 最高1億円(海外旅行/国内旅行傷害保険)
割引・特典・サービス 機内販売割引
国内空港店舗・空港免税店割引
ホテルニッコー&JALシティの割引・特典
JALパックの割引
JALビジネスきっぷ
JALビジネスクラス・チェックイン
会員誌・オリジナルカレンダー
機内販売割引
国内空港店舗・空港免税店割引
ホテルニッコー&JALシティの割引・特典
JALパックの割引
JALビジネスきっぷ
空港ラウンジサービス
JALビジネスクラス・チェックイン
会員誌・オリジナルカレンダー
機内販売割引
国内空港店舗・空港免税店割引
ホテルニッコー&JALシティの割引・特典
JALパックの割引
JALビジネスきっぷ
プライオリティ・パス

プラチナ・コンシェルジュサービス
空港ラウンジサービス
JALビジネスクラス・チェックイン
会員誌・オリジナルカレンダー
機内販売割引
国内空港店舗・空港免税店割引
ホテルニッコー&JALシティの割引・特典
JALパックの割引
JALビジネスきっぷ

※1:JAL アメリカン・エキスプレス・カードは6,480円(税込)
※2:JAL アメリカン・エキスプレス・カードは対象外
※3:JAL アメリカン・エキスプレス・カードは2,700円(税込)
※4:JALカードSuica、JAL アメリカン・エキスプレス・カードは2万520円(税込)、JALダイナースカードは3万240円(税込)
※5:JALカードSuica、JAL アメリカン・エキスプレス・カードは8,640円(税込)、JALダイナースカードは9,720円(税込)
※6:年会費3,240円(税込)が無料

JALカードは他のクレジットカードと同様、スペックが高くなればなるほどマイル(マイレージ)が貯まりやすい仕様になっていたり、利用できるサービスが増えたりします。

特にマイル(マイレージ)の貯まりやすさはもちろんのこと、国内や海外旅行時の安心度、安全度も高めたいという方は、年会費は高くなってしまいますがランクが上のJALカードを検討するのもおすすめです。

■JALカードを選ぶときに意識しておきたい2つのポイント

JALマイル(マイレージ)を効率的に貯める基本は、マイル(マイレージ)が貯まりやすい高スペックなカードを選択することです。

しかし、JALカード発行を検討している方の中には、年会費を極力抑えながらマイル(マイレージ)を貯めたいという方も少なくありません。このような希望を持つ方は、以下の2つのポイントを意識しながらカード選びを行ってみましょう。

WAONのオートチャージ機能でのマイル(マイレージ)付与

前述のようにJALカードの中にはWAONへのオートチャージ機能が付いているタイプがあります。

このオートチャージ機能を使用すれば、チャージで1マイル(マイレージ)(100円)、WAONの支払いで1マイル(マイレージ)(200円)と1回で通常よりも多くのJALマイル(マイレージ)を貯めることができます (※JALカードショッピングマイル・プレミアム入会時)。

WAONは主にイオン系列の店舗で利用できる電子マネーですが、その他にも以下のようなお店でも使用可能です。

ダイエー マックスバリュ
コーヨー ザ・コンボ
東急プラザ ファミリーマート
ローソン ウエルシア
ビックカメラ コジマ

このようにWAONは利用できる店舗も多いため、JALカードで効率的にマイル(マイレージ)を貯めたい場合はオートチャージ機能が付帯されたブランドを選択するようにしましょう。

特にイオンは毎月10日の「ありが10デー」で通常の5倍、毎月5日、15日、25日の「お客さまワクワクデー」で通常の2倍のマイル(マイレージ)を貯めることが可能です。

ちなみにJALカードの中でオートチャージ機能を利用してマイル(マイレージ)の2重取りができるブランドは以下の4枚です。

・JAL Mastercard
・JAL Visaカード
・JAL JCBカード
・JALカード TOKYU POINT ClubQ

交通系(Suica、PASMO)のオートチャージでのマイル(マイレージ)付与


JALカードはクレジットカードが使用できない店舗でも交通系ICカードへのチャージで、そのデメリットを補うことができます。

交通系オートチャージで付与されるマイル(マイレージ)はSuica、PASMOとも100円につき1マイル(マイレージ)となっており、JALカード TOKYU POINT ClubQはPASMOへのチャージで東急ポイントが1ポイント(200円)貯まります (※JALマイル(マイレージ)への交換は400円1マイル(マイレージ)であり還元率は0.25%)。

このような理由からJALカードは通勤、通学でSuicaやPASMOを頻繁に利用している方にもおすすめといえるでしょう。

ただし前述のWAONと比較すると還元率は低いため、人によっては必ずしも必須の機能ではないことも付け加えておきます。交通系オートチャージ機能を利用してJALマイル(マイレージ)が貯まるカードは、以下の3種類です。

・JALカード OPクレジット
・JALカード Suica
・JALカード TOKYU POINT ClabQ

■JALカード加入で付けておきたい2つのオプション

JALカード加入時にはJALマイル(マイレージ)がさらに貯まりやすくなるオプションへの登録も検討しておきましょう。ここではJALマイル(マイレージ)をザクザク貯めるのに適したオプションを2つご紹介します。

JALカードショッピングマイル・プレミアム

 通常JALカードでショッピングをしたときは200円につき1マイル(マイレージ)が付与されますが、上記JALのHPのとおり、JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入すると、100円の利用で1マイル(マイレージ)を受け取ることができます。

つまりJALカードショッピングマイル・プレミアムに登録することで、常時還元率が2倍の環境を整えられるということです。

一例ですが、1ヶ月に8万5,000円分の支払いを行った場合、ショッピングマイル・プレミアム未加入組と加入組で得られるマイル(マイレージ)は以下のようになります。

<JALカードショッピングマイル・プレミアム未加入の場合>

8万5,000円×0.005(積算率)=425マイル(マイレージ)

<JALカードショッピングマイル・プレミアム加入の場合>

8万5,000円×0.010(積算率)=850マイル(マイレージ)

ご覧のようにショッピングマイル・プレミアムに加入したほうが圧倒的にマイル(マイレージ)が貯まりやすくなります。仮に上記の例を1年間続けると、往復特典航空券(東京-大阪間 ※ディスカウント期間中)も利用できますので、旅行時にかかる費用も大幅な節約が可能です。

JALショッピングマイル・プレミアムは年間3,240円の費用が発生するのがデメリットです。しかし、ショッピングマイル・プレミアムはこの弱点を帳消しにするほどのメリットが期待できますので、現在はJAL会員の8割が入会するほどの人気オプションとなっています。

JALカード ツアープレミアム

JALカード ツアープレミアムとは、上記JALのHPのとおり、対象割引運賃でJAL便を利用した場合、通常のフライトマイルにボーナスマイルが付与され、合計で区間マイル(マイレージ)の100%のJALマイル(マイレージ)を貯めることができるオプション機能です。

JAL便はビジネスクラスやエコノミークラスなどの予約クラス、先得割引や乗継割引などの割引プランを利用する場合、積算率が50%~75%になるため、飛行距離の割にはマイル(マイレージ)が貯まりにくいシステムになっています。

しかし、JALカード ツアープレミアムに登録すると、以下のような計算式でフライトマイル(マイレージ)が100%になります。

<JALカード ツアープレミアムで積算率が100%になる仕組み>

通常のフライトマイル(50%~75%)+ツアープレミアムボーナスマイル(25%~50%)=合計で区間マイルの100%

割引価格でJAL便を利用できる上にフライトマイル(マイレージ)も100%貯まるのがJALカード ツアープレミアムを利用する最大のメリットです。

■【タイプ別】おすすめのJALカードを徹底解説!

JALカードは2019年9月時点で30種類のクレジットカードを発行しています。これだけ種類があると、JALカードの選び方で悩む方も多くなります。このような方に向けて、ここではタイプ別のおすすめJALカードをご紹介します。

お試し利用の人におすすめの「普通カード」

初めてJALカードを持つ人やJALマイルがどれくらい貯まるのかお試しで使ってみたいという方は、年会費もリーズナブルな普通カードがおすすめです。そして普通カードの中でも特におすすめしたいクレジットカードが「JALカード TOKYU POINT ClabQ」です。

普通カードの中でTOKYU POINT ClabQを推奨する理由ですが、このカードは前述の「WAONオートチャージ」と「交通系オートチャージ」の両方の機能が備わっています。

現在発行されているJALカードの中では唯一、両方のオートチャージ機能が利用できるクレジットカードでもあるため、効率的にJALマイル(マイレージ)を貯めたい方には特におすすめです。

また、普通カードを発行する場合はショッピングマイル・プレミアムへの登録も忘れないようにしましょう。年間にかかる維持費は以下のようになります。

維持費内訳 費用
年間費 2,160円(税込)
ショッピングマイル・プレミアム 3,240円(税込)
合計 5,400円(税込)

年1回のJAL便搭乗やJGCを目指す方におすすめの「CLUB-Aカード」

年に1回以上、旅行や出張などで必ずJAL便を利用する方やJGC(JALグローバルクラブ)の入会を目指す方は、「CLUB-Aカード TOKYU POINT ClabQ」の発行がおすすめです。

まず年に1回以上、JAL便に搭乗する方にCLUB-Aカードを推奨する理由ですが、搭乗ボーナス全般の質が高いことが挙げられます。

CLUB-Aカードの場合、入会後初回搭乗ボーナスは5,000マイル(マイレージ)、毎年初回搭乗ボーナスが2,000マイル(マイレージ)、搭乗ごとのフライトマイル(マイレージ)が+25%です。

また、一般会員よりも質の高いサービスを利用できるJGCに入会できるのはCLUB-Aカード以上のJALカードを持つ方のみです。そのため、JAL便を頻繁に利用し、JGC入会を目指している方は普通カード以上のクレジットカードに申込むことをおすすめします。

CLUB-Aカードに申込むときの注意点ですが、ショッピングマイル・プレミアムとフライトマイル積算率を上げるツアープレミアムへの登録は忘れないようにしましょう。

特にJAL便の利用頻度が多い方はツアープレミアムの効果によって、より効率的にJALマイル(マイレージ)を貯めることができます。CLUB-Aカードを維持するために必要になる年間費用は以下のとおりです。

維持費内訳 費用
年間費 1万800円(税込)
ショッピングマイル・プレミアム 3,240円(税込)
ツアープレミアム 2,160円(税込)
合計 1万6,200円(税込)

■JALカード以外でマイルを貯めるのにおすすめのクレジットカード

JALカード以外にもJALマイル(マイレージ)を効率的に貯められるクレジットカードは存在します。ここではJALカード以外でマイル(マイレージ)を貯めるのにおすすめなクレジットカードを2枚まとめましたのでご覧ください。

SPGアメックス

JALカードとの併用が強く推奨されているクレジットカードのひとつにSPGアメックスがあります。JALマイルを貯めるのにSPGアメックスが推奨される主な理由ですが、マイル(マイレージ)還元率が高いことが挙げられます。

実はSPGアメックスはある条件を満たすとマイル(マイレージ)還元率が1.25%に上昇します。還元率が1.25%になる条件ですが、「6万リワードポイントを1回でJALマイルに変更すること」です。

SPGアメックスはカード利用時にリワードポイントと呼ばれるポイントが付与され、これをJALマイル(マイレージ)に交換することができます。リワードポイントは3ポイントで1マイル(マイレージ)に交換できますので、マイル(マイレージ)還元率は1%です。

しかし、6万ポイントごとの交換になると5,000マイル(マイレージ)の上乗せ加算があるため、2万5,000マイル(マイレージ)となり、還元率は1.25%になります。

デメリットは6万ポイントが貯まるまでは交換ができないということですが、2万5,000マイル(マイレージ)は東京-沖縄間の往復特典交換券を利用できる価値があります。

またSPGアメックスのデメリットのひとつとされている年会費の高さ(税込3万3,480円)も、2年目以降の更新ごとに付与されるマリオットグループの無料宿泊券で実質無料にすることが可能です。

ただし、SPGアメックスの場合はJALカードのようにJAL便搭乗によるボーナスマイル(マイレージ)や特約店でのボーナスマイル特典がありません。そのため、JAL便を年に1回以上でも利用される方はSPGアメックスとJALカードの併用を強くおすすめします。

イオンJMBカード (JMB WAON一体型)

JALカードの数少ないデメリットのひとつに「どのカードを選択しても年会費がかかる」というのが挙げられます。この弱点を補ってくれるのがイオンJMBカード(JMB WAON一体型)です。

イオンJMBカードは入会金や年会費などの維持費が一切かからないタイプのクレジットカードであり、無料でのクレカ発行を希望する方にはおすすめです。

ただし維持費などがかからない分、マイル(マイレージ)の付与率は0.5%(200円=1マイル(マイレージ))であり、かつイオン系のクレジットカードであるにもかかわらずWAONのオートチャージでマイル(マイレージ)が貯まらないというデメリットもあります。

このような理由からJALマイル(マイレージ)を効率的に貯めることを検討している方は、イオンJMBカードをメインで使用するのはおすすめできません。あくまでも年会費無料でJALマイル(マイレージ)を貯めたいといった方のみ発行を検討しておきましょう。

■まとめ

今回はJALマイル(マイレージ)がザクザク貯まるクレジットカードをご紹介しました。基本的にJALマイル(マイレージ)を貯めることを念頭に置いている方は、JALカードが必須となります。

また、JALカードの中でも特におすすめしたいブランドはWAONと交通系オートチャージの機能でマイル(マイレージ)を貯められる「JALカード TOKYU POINT  ClubQ」です。

この他、さらにJALマイル(マイレージ)を効率的に貯めたいといった方はSPGアメックスなど、JALカード以外のクレカとの併用も検討しておきましょう。現在、JALマイル(マイレージ)をザクザク貯める方法でお悩みの方はぜひ参考にしてください。

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