ザ・リッツ・カールトン沖縄は2012年に開業した、マリオットボンヴォイグループのラグジュアリーホテルです。ザ・リッツ・カールトンといえば、世界有数のホテルであり、その名を関するザ・リッツ・カールトン沖縄も、最高級のホテルだといって差し支えありません。今回はザ・リッツ・カールトン沖縄が、ザ・リッツ・カールトンの中でもどのようなホテルであるのか解説します。
ザ・リッツ・カールトン沖縄の基本知識
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
最初にザ・リッツ・カールトン沖縄がどのようなホテルであるのか基本知識をおさえておきましょう。
ザ・リッツ・カールトン沖縄の概要
ザ・リッツ・カールトン沖縄は、名護湾と沖縄有数のゴルフコースを臨める、沖縄のゴルフリゾート&スパリゾートです。ザリッツカールトンは、マリオットボンヴォイグループの中でもラグジュアリーに力を入れていて、ザ・リッツ・カールトン沖縄はリゾートとして非日常的な空間を提供しています。
沖縄に位置する高級ホテルであることから、琉球に伝わる「迎恩」の心を大切にしたサービスが特徴的です。迎恩とは、端的に述べると「深い感謝の気持ち」を表す言葉で、ザ・リッツ・カールトン沖縄では、宿泊客への感謝の気持ちを前面に出したサービスを受けられます。
住所 | 沖縄県名護市喜瀬1343-1 |
電話番号 | 0980-43-5555 |
客室 | 97室 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 12:00 |
駐車場 | 宿泊:無料
外来:3,000円/日 |
なお、ここで示している概要は一般的な利用であり、マリオットボンヴォイエリートの特典を受ける際には変化する可能性があります。
ザ・リッツ・カールトン沖縄へのアクセス
ザ・リッツ・カールトン沖縄は以下に位置するホテルです。那覇空港からは、車で75分程度です。シャトルバスが運行されているため、そちらを利用してザ・リッツ・カールトン沖縄を訪問しましょう。
ザ・リッツ・カールトン沖縄の主要な施設
ザ・リッツ・カールトン沖縄には宿泊者などが利用できる施設がいくつもあります。代表的なものは以下のとおりです。
クラブラウンジ
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
ザ・リッツ・カールトン沖縄の4階には、「ザ・クラブ・エクスペリエンス」と呼ばれるクラブラウンジが用意されています。7:00~22:00までの営業で、予約しておくことで利用できる仕組みです。基本的には、クラブラウンジへアクセスできるプランを予約しておいて利用します。ただ、事前に予約していなくても、宿泊当日に空きがあれば、差額の支払いで宿泊可能です。
クラブラウンジへのアクセス権を保有していれば、営業時間内は自由に利用できます。朝食、軽食、オードブルを含む1日5回のフードプレゼンテーションがあり、食事の大半をクラブラウンジで済ませることも可能です。クラブラウンジのテラスでは、バーベキュースタイルのグリルが楽しめるなど、最高のおもてなしを受けられます。
なお、クラブラウンジを利用できるプランで宿泊すると、チェックイン・チェックアウトともに専用のカウンターを利用できます。他にも、専属コンシェルジュによる観光情報の案内や各種予約代行サービスなど、クラブラウンジ利用者だけの、サービスが盛りだくさんです。
ザ・リッツ・カールトン沖縄の客室
ザ・リッツ・カールトン沖縄には、合計で97部屋の客室が用意されています。客室にはそれぞれ特徴があり、端的に解説すると以下のとおりです。
デラックスルーム:ザ・リッツ・カールトン沖縄の標準クラス
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
マリオットボンヴォイグループの中でも、ザ・リッツ・カールトン沖縄はザリッツカールトンのブランドに属するものです。そのため、一般的なホテルでは上質な部屋に分類される「デラックスルーム」が標準の部屋となっています。ザ・リッツ・カールトン沖縄の中で最低ランクの部屋に泊まったとしても、他のホテルでは、最高ランクの部屋並のサービスを提供してもらえるのです。マリオットボンヴォイグループの中でも、上質なサービスであると考えましょう。
デラックスの名のとおり、45平方メートルのゆったりとした部屋が提供されています。くつろげるテラスが設置されていて、室内だけではなく、屋外で沖縄の良さを感じられる設計です。
ベイデラックスルーム:眺めを重視した客室
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
ベイデラックスルームは、ザ・リッツ・カールトン沖縄の5階と6階に位置する客室です。部屋の広さは、45平方メートルとデラックスルームと同様ですが、高層階であるため東シナ海や名護湾、本部半島などを見渡せます。部屋からの展望を重視した客室だと考えましょう。
基本的には、デラックスルームと同様ですが、バスルームからも景色が見えるようになっています。海と空を同時に眺められる設計で、客室、テラス、バスルームとどこからでも沖縄を最大限感じられる設計です。
プレミアデラックスルーム:よりゆったりとした時間を味わえる
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
ザ・リッツ・カールトン沖縄の客室の中でも、大きな客室に分類されるのがプレミアデラックスルームです。室内は58平方メートルとなっていて、通常のデラックスルームよりもさらに広くなっています。ベッドのサイズは、通常のデラックスルームと同じであるため、自由に使える空間が広い設計です。
プレミアデラックスルームは、角部屋が採用されているため、日の出や夕焼けが見えます。東側の部屋と西側の部屋で見える光景が違うため、こだわりがあるならば、予約の際に依頼しておきましょう。
カバナルーム:プール併設のアクティビティがある客室
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
屋外プールに隣接する部屋が、カバナルームです。ザ・リッツ・カールトン沖縄は、リゾートに該当するホテルであるため、屋外プールが併設されています。カバナルームからは、ドアひとつで屋外プールまでたどり着ける構造です。
また、ガーデンテラスが備えられていて、ジェットバスやデイベッドを利用できます。プールを満喫するだけではなく、ザ・リッツ・カールトンらしく、非日常的な空間を味わえるようになっているのです。
スパ&フィットネス
沖縄らしい自然を活かした、スパとフィットネスが用意されています。滞在をより充実したものにするために、これらのサービスを活用してみましょう。
スパトリートメント
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
沖縄の自然を感じられる、フォレストスイートでスパを受けられます。120分で45,000円~と高額な設定ではありますが、他のホテルにはないザ・リッツ・カールトン沖縄だけの空間です。
上質な空間でスパを受けられるだけではなく、沖縄にゆかりのある天然素材が利用されています。例えば、沖縄のよもぎが利用されていて、ザ・リッツ・カールトン沖縄ならではの、おもてなしを受けられるのです。他にも、沖縄の天然素材が楽しめるようになっています。
なお、スパの利用は16歳以上に限られているため、この点だけは注意が必要です。
フィットネス
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
トレーニング設備が揃えられたジムが、スパ棟の地下に備えられています。最新の設備が揃っていて、ランニングマシーンからウェイトトレーニングまで対応可能です。基本的なトレーニングならば、フィットネスで対応できるでしょう。
24時間営業となっていて、宿泊者やスパの利用者は無料で利用できます。ただ、トレーナーなどが常駐しているわけではないため、メニューは自分で検討しなければなりません。なお、スパを受ける際にアドバイスを依頼すれば、何かしら対応してもらえる可能性があります。
プール
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
ザ・リッツ・カールトン沖縄には、屋内プールと屋外プールが設置されています。どちらかしかないホテルが大半ですが、どちらも設置されているという点で、ザ・リッツ・カールトン沖縄のおもてなし度合いが感じられるものです。
屋内プールは、温水プールであり季節を問わず利用できます。時期に応じて、適温が設定されているため、いつ利用しても快適でしょう。また、ジェットバスとデイベッドも用意されていて、やんばるの森を感じながら過ごせる空間です。
また、屋外プールは、4月から10月までの営業で、名護湾を見晴らすように設定されています。日没まで利用できるプールであり、夕焼けを眺めながら泳ぐことも可能です。
なお、どちらのプールも、宿泊者が無料で利用できます。予約なども必要ないため、利便性の高さも魅力的です。
ダイニング
ザ・リッツ・カールトン沖縄には5種類のレストランやダイニング、ラウンジが用意されています。それぞれどのような施設であるのか、簡単に紹介します。
ちゅらぬうじ
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
ちゅらぬうじは沖縄で「美しい虹」を意味する言葉です。沖縄県産の食材を使用した、本格的なイタリアの料理を楽しめます。テラス席が用意されているため、室内はもちろん、天候によっては屋外で食事を楽しむことも可能です。
食事はディナータイムに限られていて、四季折々のメニューが楽しめます。8名まで利用できる、プライベートダイニングも用意されていて、会食などプライベートな集まりにも利用しやすい環境です。
喜瀬
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
沖縄県産の魚介や和牛を使用した、鉄板焼きを楽しめるレストランです。熟練のプロが在籍しているため、味だけではなく、パフォーマンスを目でも楽しめます。
ランチとディナーの両方で利用できますが、ランチはハンバーガーに限られています。鉄板焼きを楽しみたいならば、ディナーで利用するようにしましょう。
グスク
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
滞在中に幅広く利用できる、カジュアルなオールデイダイニングです。ディナーはもちろん、朝食もこちらのグスクで提供されます。
幅広い料理を扱うダイニングとなっていて、洋食や和食を中心としたメニューがあります。地元の食材を活用した、沖縄料理も提供されていて、沖縄ならではの食事を楽しむことも可能です。
また、座席数が多く、テラス席も用意されています。天気が良ければ、海を眺めながら、テラス席で朝食を採れるのです。
ロビーラウンジ&バー
画像:ザ・リッツ・カールトン沖縄公式サイトより
ホテルのロビー階に設置されている、小規模なラウンジです。全体的にガラス貼りであり、海とゴルフコースを眺めながら、食事ができます。
アフタヌーンティーや軽食が中心となっていて、簡単な食事に対応してもらえます。ただ、これらにも沖縄の食材が利用されていて、沖縄らしさを感じることが可能です。
ザ・リッツ・カールトン沖縄で適用されるマリオットボンヴォイエリート会員特典
ザ・リッツ・カールトン沖縄はマリオットボンヴォイグループの中でも上位に位置するホテルです。そのため、マリオットボンヴォイエリート会員特典で適用される内容が、他のホテルとは少々異なります。公式サイトによると以下のとおりです。
シルバーエリート会員特典
シルバーエリートは、宿泊タイミングごとに定められた特典の中から、1つを選択して適用してもらえます。例えば、以下のとおりです。
- ウェルカムドリンク
- インルームダイニングクレジット
- ハーフボトルシャンパン1本無料
- リオン君人形のプレゼント
- パーキングサービス
ゴールドエリート会員特典
- 客室の無料アップグレード(お部屋の空き状況による)
- レイトチェックアウト14時まで(お部屋の空き状況による)
- ウェルカムギフト500P
- 滞在ごとに25%のボーナスポイントを獲得
- トリートメント利用時にエンハンスメントが1メニュー無料
プラチナエリート会員特典
- 客室の無料アップグレード(お部屋の空き状況による)
- レイトチェックアウト16時まで(お部屋の空き状況による)
- 滞在ごとに50%のボーナスポイントを獲得
- トリートメント利用時にエンハンスメントが1メニュー無料
- 朝食が4,900円から2,900円へ2,000円割引
ザ・リッツ・カールトン沖縄はマリオットポイントでのポイント宿泊が可能
ザ・リッツ・カールトン沖縄もマリオットボンヴォイグループのホテルであるため、ロイヤルティポイントを貯めることで、ポイント支払いだけでの宿泊が可能です。例えば、2023年6月は、以下のようにポイントを貯めることで宿泊できます。
画像:マリオットボンヴォイ公式サイトより
ザ・リッツ・カールトン沖縄は、ラグジュアリーなホテルであるため、多くのポイントが必要となります。閑散期でも75,000ポイント程度であり、繁忙期になると110,000ポイント程度が必要です。
宿泊に必要なポイント数が多いため、マリオットボンヴォイが発行するクレジットカードに付帯されている「無料宿泊特典」は残念ながら適用できません。例えば、「マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」と呼ばれるクレジットカードには、条件を満たすことでマリオットボンヴォイのホテルに宿泊できる特典があります。しかし、この特典は「65,000ポイント以下の宿泊」にしか利用できないため、実質的にザ・リッツ・カールトン沖縄は対象外です。
マリオットボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードなど、マリオットボンヴォイグループのクレジットカードで無料宿泊したいと考えていたならば、対象外であることに留意してください。
まとめ
ラグジュアリーホテルの一つである、ザ・リッツ・カールトン沖縄について解説しました。沖縄にはハイステータスなホテルがいくつもあり、その中でも、ザ・リッツ・カールトン沖縄は特に目を引きます。
基本的には海や空、ゴルフ場などの景色を楽しめる客室となっていて、そこからでも沖縄の良さを感じられる仕組みです。スパでは沖縄に由来する素材を利用しているなど、ザ・リッツ・カールトン沖縄以外では味わえないサービスを体験できます。
また、ダイニングも複数用意されていて、ランチ・ディナーともに沖縄の食材を楽しめる環境です。五感すべてで沖縄を感じられ、非日常さのある最高の時間を楽しめるホテルと考えましょう。
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