マリオットボンヴォイグループが発行するクレジットカードである、「Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カード」や「Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カード」を保有していると、クレジットカードの特典や獲得したポイントでマリオットボンヴォイグループのホテルに宿泊できます。マリオットボンヴォイグループを積極的に利用する人でなくとも、これらのクレジットカードを定期的に利用していれば活用できる特典です。
マリオット・ボンヴォイ・カードには、毎年一定金額を使用すれば付与される無料宿泊特典と、カードの支払いや宿泊などにより貯められるマリオット・ポイントによるポイント宿泊特典があるため、それぞれについて解説します。
マリオット・カードを毎年一定金額を使用すれば付与される無料宿泊特典
Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カードやMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードには1月1日から12月31日までの1年間で利用額が150万円を超えると、次回カード更新時にマリオットボンヴォイグループに無料宿泊できる特典を受けられます。
出典:American express公式サイトより
クレジットカードで適用される無料宿泊特典とは
出典:Marriott International公式サイトより
Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カードやMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードを保有する特典としてクレジットカード更新時の無料宿泊特典が挙げられます。クレジットカードの年間利用額で特典が付与されるかどうか決まるため、日頃からマリオットボンヴォイグループを利用していなくとも、クレジットカードでの支払いが多い人は恩恵を受けられる仕組みです。
カードを更新したタイミングで権利を得られるため、利用額の算出期間と特典の付与タイミングは異なるかもしれません。例えば、カードの更新月が3月ならば特典の付与は5月頃となり、利用額の算出期間とは大きく異なります。
この特典は年間の利用額が150万円であるため、月平均12.5万円以上の利用があれば、以下の条件を満たすホテルに大人2人で宿泊できるのです。なお、添い寝可能な年齢であれば子どもも含めて宿泊できます。
- Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カード:35,000ポイント以下で宿泊できるホテル
- Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カード:50,000ポイント以下で宿泊できるホテル
マリオットボンヴォイグループはポイントを利用してホテルに宿泊できるようになっていて、そのポイント換算で無料宿泊特典が利用できるかどうか決まります。具体的なポイントやホテルとの関係は後ほどご説明します。
なお、ここで宿泊できる部屋はそれぞれのホテルで「スタンダードルーム」に分類されるものです。つまり、最もリーズナブルで一般的な部屋が対象となります。また、朝食などの各種サービスは標準では付帯されていないため、必要ならば追加が必要です。
ただ、Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードの会員はゴールドエリート会員資格を保有しているため、スタンダードルームで予約しても、当日の空き状況によってはアップグレードされるかもしれません。
無料宿泊特典の有効期限と利用対象日
Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カードやMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードの特典として付与される無料宿泊特典は付与されてから1年間利用できます。具体的にいつまでか把握したい場合は、マリオットボンヴォイグループの公式サイトへアクセスして、マイページを参照すれば確認可能です。また、予約などに利用するスマートフォンアプリをインストールしておけば、そちらからも確認できます。
どのホテルにも無料宿泊特典の除外日はなく、土日や祝日、年末年始や連休など、どのようなタイミングでも利用可能です。ただ、ホテルによっては、何かしらの理由でポイントでの宿泊を受け付けていない日があります。無料宿泊特典はポイント数をベースに利用の可否を決定するため、ポイントで宿泊できない日に限り、特典の利用対象外です。
なお、本来はポイント宿泊を受け付けている場合でも、年末年始や連休などは混雑により空き部屋がなくなってしまうことが考えられます。無料宿泊特典は付与されたタイミングから1年先まで予約できるため、早々にホテルの予約をしてしまっても良いでしょう。
特典で宿泊できるホテル例
マリオットボンヴォイグループのホテルでは、ポイント宿泊に対応しています。マリオット・ポイントを使って宿泊可能です。
そして、このポイント宿泊で必要なポイントは、ホテルのカテゴリー(グレード)と時期によって定められています。具体的な日程によって前後しますが、大まかには以下に示す表のとおりです。一定金額以上利用した際の無料宿泊特典は、このホテルごとに設定された所定のポイントを参照して、宿泊できる・できないを判断します。
カテゴリー | オフピーク | スタンダード | ピーク |
1 | 5,000 | 7,500 | 10,000 |
2 | 10,000 | 12,500 | 15,000 |
3 | 15,000 | 17,500 | 20,000 |
4 | 20,000 | 25,000 | 30,000 |
5 | 30,000 | 35,000 | 40,000 |
6 | 40,000 | 50,000 | 60,000 |
7 | 50,000 | 60,000 | 70,000 |
8 | 70,000 | 85,000 | 100,000 |
つまり、Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カードならばカテゴリー5のスタンダード、Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードならばカテゴリー7のオフピークまで宿泊できます。なお、現在は上記のポイント数をベースに細かく変動する仕組みが徐々に導入されているため、必ずしも上記のポイントでは宿泊できないホテルがあります。
なお、それぞれのカテゴリーに属する日本国内のホテル例を挙げると以下のとおりです。
カテゴリー8
出典:ザ・リッツ・カールトン東京公式サイトより
- ザ・リッツ・カールトン東京
- ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井
- ザ・リッツ・カールトン京都
- 翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
- イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
- ザ・リッツ・カールトン沖縄
- 東山ニセコビレッジ、リッツ・カールトン・リザーブ
- 東京エディション虎ノ門
- HOTEL THE MITSUI KYOTO
カテゴリー7
出典:Marriott International公式サイトより
- ザ・リッツ・カールトン日光
- メズム東京、オートグラフ コレクション
- ウェスティンホテル東京
- シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
- ザ・リッツ・カールトン大阪
- セントレジスホテル大阪
- ルネッサンス・オキナワ・リゾート
- シェラトン沖縄サンマリーナリゾート
- ウェスティン ルスツリゾート
カテゴリー6
- ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション
- 東京マリオットホテル
- コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション
- 軽井沢マリオットホテル
- ウェスティン大阪
- 大阪マリオット都ホテル
- ウェスティン都ホテル京都
- シェラトングランドホテル広島
- JWマリオット・ホテル奈良
- ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフ コレクション
- W大阪
- HIYORIチャプター京都トリビュートポートフォリオホテル
カテゴリー5
- ウェスティンホテル横浜
- シェラトン都ホテル東京
- コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
- モクシー東京錦糸町
- 横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
- 富士マリオット・ホテル山中湖
- 伊豆マリオットホテル修善寺
- 名古屋マリオットアソシアホテル
- ウェスティンホテル仙台
- コートヤード新大阪ステーション
- シェラトン都ホテル大阪
- コートヤード・バイ・マリオット大阪本町
- 琵琶湖マリオット・ホテル
- 南紀白浜マリオットホテル
- アロフト東京銀座
- ACホテル東京銀座
- アロフト大阪堂島
- モクシー京都二条
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都みなみやましろ
カテゴリー4
- モクシー大阪新梅田
- コートヤード・バイ・マリオット白馬
- フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港
- モクシー大阪本町
- 神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ
- シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート
- コートヤード・バイ・マリオット名古屋
カテゴリー3
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木日光
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立
- フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波
- フェアフィールド・バイ・マリオット札幌
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜美濃
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜郡上
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜清流里山公園
- フェアフィールド・バイ・マリオット・岐阜高山荘川
- フェアフィールド・バイ・マリオット・京都京丹波
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木宇都宮
- フェアフィールド・バイ・マリオット・三重御浜
- フェアフィールド・バイ・マリオット・栃木もてぎ
- フォーポイントバイシェラトン函館
- フェアフィールド・バイ・マリオット・三重おおだい
- フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本
- フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ
- フェアフィールド・バイ・マリオット・奈良天理山の辺の道
- フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道えにわ
- フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道長沼マオイの丘公園
- フェアフィールド・バイ・マリオット・北海道南富良野
無料宿泊特典はMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードでも50,000ポイントまでであるため、カテゴリー8に属する「ザ・リッツ・カールトン東京」などでの利用はできません。
なお、カテゴリー6に属する「W大阪」は49,000ポイント前後で宿泊可能であり、このときの通常価格は75.050円です。つまり、無料宿泊特典でカテゴリー6のホテルに宿泊すると、それだけでクレジットカードの年会費を回収できてしまいます。カテゴリー7ではなくカテゴリー6にも高級で宿泊料が高いホテルがいくつもあり、特典を利用することには大きな価値があると考えましょう。
トップオフ制度の導入
実はMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カード無料宿泊特典には「トップオフ制度」と呼ばれるものが導入されました。これは無料宿泊特典で宿泊できるポイント上限に、最大で15,000ポイントまでを自腹で追加して、必要なポイント数の多いホテルを選択できる制度です。これにより、最大で以下のホテルに宿泊できます。
- Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カード:50,000ポイント以下で宿泊できるホテル
- Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カード:65,000ポイント以下で宿泊できるホテル
日頃からMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カードやMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードでの支払いが多い人ならば、ある程度のポイントが貯まっているでしょう。このポイントを無料宿泊特典と組み合わせることで、宿泊できる範囲を広げられるのです。例えば、Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードならば65,000ポイント以下のホテルまでが選択できるため、カテゴリー7のスタンダード時期でも宿泊できる可能性があります。
オフピーク・スタンダード・ピークの時期
マリオットボンヴォイグループのホテルへ宿泊する際はオフピーク・スタンダード・ピークを意識することが重要です。ただ、残念ながら「いつからいつまでがオフピーク・スタンダード・ピーク」と定められてはいません。予約サイトを参照して、宿泊に必要なポイント数が少なければオフピークであり、多ければピークなのです。
例えば、無料宿泊特典で宿泊できる「ザ・リッツ・カールトン大阪」で2023年2月の必要ポイント数を確認してみると以下のとおりです。
出典:Marriott International公式サイトより
56,000ポイント〜60,000ポイントがスタンダード、68,000ポイントや69,000ポイントがピークです。このように1ヶ月の間でも細かくポイント数の変化が定められていて、オフピークやピークの条件を明確にすることは難しくなっています。
また、無料宿泊特典で宿泊できる「ウェスティンホテル横浜」で2023年2月の必要ポイント数を確認してみると以下のとおりです。
出典:Marriott International公式サイトより
30,000ポイントがオフピーク、34,000ポイントがスタンダードです。ただ、こちらについてもタイミングによって必要なポイントには少し変動があり、いつがピークでいつがオフピークなのか外部からは確認できません。
ただ、必要となるポイントの傾向を調べてみると、土日や祝日、そしてその前日の宿泊についてポイントが高まる傾向が見られました。一般的にこれらのタイミングはホテルの宿泊料が高額になるため、それに併せる形で必要なポイントも増加していると考えましょう。
とはいえ、週末に必要となるポイント数が増加する傾向がありますが、どの程度、増加するのかは明らかではありません。例えば、「ザ・リッツ・カールトン大阪」では2023/02/17と2023/02/24はどちらも土曜日ですが、必要なポイントが1,000ポイント異なります。この違いは予約する段階になってみないと把握できず、50,000ポイント付近のホテルへ宿泊したい際は注意すべき部分です。
特典を利用したホテルへの宿泊方法
宿泊特典を利用する方法は大きく分けて電話予約とネット予約です。それぞれについて解説します。
電話予約
マリオットボンヴォイグループのホテルは電話予約に対応しています。利用したいホテルに直接電話をかけて予約することも可能ですが、基本的には以下の総合受付に連絡して予約しましょう。
- 0120-925-659(一般予約)
- 0120-925-759(上級会員予約)
上級会員であるかどうかによって、利用できる受付窓口が異なります。Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードを発行していると自動的に上級会員であるため、上級会員の予約窓口へ電話するとスムーズに対応してもらえます。
電話予約にあたっては「どのホテルにいつ宿泊したいのか」を問われます。事前に決めてから電話しなければなりません。ただ、時期によっては無料宿泊特典の対象外となる場合もあるため、公式サイトなどでホテルの宿泊に必要なポイントを確認しておくと安心です。
ネット予約
出典:Marriott International公式サイトより
公式サイトにアクセスすることで基本的にすべてのホテルがネット予約できます。ネット予約する際は以下の流れです。
- 公式サイトにアクセスしてログイン
- 宿泊エリア・ホテルや日程から空き状況を検索
- 希望の部屋を選択して予約
公式サイトへアクセスしてホテルを探す際に意識してもらいたいのは、下記のとおり「ポイント/アワードを使う」にチェックを入れることです。
出典:Marriott International公式サイトより
ここにチェックが入っていないと、ポイントで宿泊する場合に必要なポイント数が表示されません。ポイント数が表示されないと宿泊可能なホテルかどうかの確認ができないため、忘れずにチェックしましょう。チェックすることで、上記の例でご紹介したような1泊あたり何ポイント必要であるかが確認できます。
予約キャンセルや変更時の注意点
無料宿泊特典の予約をキャンセルや変更しなければならない場合、電話やネット予約サイトなどからキャンセルができます。無料宿泊特典はキャンセルや変更できない場合もありますが、マリオットボンヴォイグループならばその心配はありません。
ただ、キャンセルの場合は基本的に2日前までに連絡する必要があります。前日など直前のキャンセルはキャンセル料が発生する可能性があるため注意しましょう。余裕を持ったキャンセルならば、無料かつ宿泊無料特典を改めて利用できます。
変更の場合はその場で新しい日程の予約が可能です。事前にスケジュールが決まっている場合は変更として、未定ならば一度キャンセルしましょう。
なお、キャンセルはできますがキャンセルしても無料宿泊特典の有効期限は変更されません。有効期限の期日が近い状態でキャンセルする際は、無効にならないように注意すべきです。
3人以上での宿泊
大人3人以上で宿泊する場合は、無料宿泊特典に追加料金が必要です。エクストラベッドを用意してもらう必要があるため、事前に問い合わせていくらになるか確認しましょう。
また、部屋によってはエクストラベッドに対応していない可能性があります。状況に備えて、電話での予約とし、担当者からの回答内容をもとに判断することをおすすめします。なお、添い寝できる子供でエクストラベッドが必要ないならばこの限りではありません。
マリオット・ポイントでのポイント宿泊について!
無料宿泊特典でもご説明したとおり、マリオットボンヴォイにはポイント制度があります。このポイントをホテルごとに定められた所定のポイント数だけ貯めることでホテルへ無料宿泊できます。
実際、マリオットボンヴォイのクレジットカードで支払いをすると以下のとおりポイントを獲得できます。
- Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カード:100円につき2ポイント
- Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カード:100円につき3ポイント
続いてはこれらクレジットカードの支払いで貯めたポイントで宿泊する方法について解説します。
無制限にポイント宿泊可能
ポイント宿泊を利用する際は、保有しているポイントの範囲内で無制限に宿泊先を選択できます。無料宿泊特典の場合はポイント数の上限が定められているため、必要なポイント数が上限を超えているホテルに宿泊することが不可能でしたが、クレジットカードの支払いでポイントを貯めていれば宿泊可能です。
例えば、カテゴリー8を代表するホテルに「ザ・リッツ・カールトン東京」があります。こちらで2023年2月の必要ポイント数を確認してみると以下のとおりです。
出典:Marriott International公式サイトより
このように必要なポイント数が65,000ポイントを超えるホテルは無料宿泊特典の上限ポイント数を超えるため宿泊不可能ですが、自分でポイントを貯めておけば選択できます。例えば、100,000ポイントが貯まっていれば2023年2月はすべての日から宿泊の日程を決定できます。マリオットヴォンヴォイグループには日本有数のホテルがいくつも含まれているため、それらに無料宿泊できるのです。
ポイントを利用したホテルへの宿泊方法
ポイントだけでホテルに宿泊する場合でも、基本的な流れは無料宿泊特典と同じです。電話とネット予約に対応しています。ただ、保有しているポイントの範囲内で宿泊できるホテルや日程を探す必要があるため、ネット予約で必要なポイント数を確認しながら予約する方法がおすすめです。
なお、ポイントを利用して宿泊する際もキャンセルは2日前までに手続きが必要です。キャンセルが遅れてしまうとキャンセル料が発生するため注意しましょう。期日までにキャンセルした場合は支払ったポイントがすべて返還されます。
3人以上の宿泊も可能
無料宿泊特典は基本的に1部屋を大人2人まで利用する想定です。3人以上で宿泊する場合はエクストラベッドの費用を支払う必要があります。しかし、全てポイントで宿泊予約する際は、エクストラベッドの費用を含めてポイントで支払えます。
そもそも、全額をポイントで支払うならば2人で宿泊しても3人で宿泊しても1部屋あたりの必要ポイント数は変化しません。無料宿泊特典に1人追加するよりも、すべてをポイントで支払ったほうが相対的にお得になる可能性があります。
ポイントと現金の併用も可能
ご説明してきたとおり、必要なポイントを貯めれば、ポイントで宿泊が可能です。ただ、中には「ポイントが溜まりきっていないが宿泊したい」という人もいるでしょう。この場合は、ポイントと現金の併用で予約することも可能です。
利用できるポイントと現金のバランスは定められていて、自由に変更できるわけではありません。与えられた選択肢の中から選ぶ必要があります。とはいえ現金を組み合わせればより早く宿泊できるため、必要に応じた使い分けが重要です。
なお、前半でご説明した「無料宿泊特典」は現金との併用ができません。トップオフ制度でポイントを追加できるだけです。ここは無料宿泊特典とポイントを利用した宿泊で異なっています。
特典を利用した宿泊でおすすめしたいホテル
無料宿泊特典やポイントを利用した宿泊では多くのホテルに宿泊可能です。続いては数多くのホテルから、皆さんに宿泊してもらいたいおすすめのホテルをご紹介します。
ウェスティンホテル東京
出典:Marriott International公式サイトより
恵比寿の丘に立てられたヨーロピアンクラシックのインテリアが魅力的なホテルです。国内外のVIPも利用することがあるホテルであり、高品質なサービスが魅力的なホテルでもあります。無料宿泊特典の対象ホテルであり、マリオットボンヴォイの良さを最大限、感じられます。
また、丘の上に立地しているということもあり、階層に対してより高さを感じられます。「ラグジュアリーホテルといえば高層階」とのイメージがあるかもしれませんが、ウェスティンホテル東京ならば、10階程度でも十分に東京の町を見晴らせるのです。
ザ・リッツ・カールトン大阪
出典:ザ・リッツ・カールトン東京公式サイトより
「ザ・リッツ・カールトン」といえば、日本に存在するホテルブランドの中でも最上級クラスに分類されます。非常に上質なサービスが提供されているホテルで、マリオットボンヴォイグループの中でもカテゴリー8に分類されるものが多いですが、ザ・リッツ・カールトン大阪についてはカテゴリー7であり、無料宿泊特典で宿泊できる可能性があります。
部屋は全体的にブルーを基調としグレーやベージュをインテリアに含めたジョージアン様式です。絵画などを含めて部屋全体がデザインされており、最高の時間を演出してくれます。また、「ミシュランガイド京都・大阪+ 岡山2021」に掲載されるほどのレストランも併設されていて、ホテル内で多くの時間を楽しめます。
ザ・リッツ・カールトン東京
出典:ザ・リッツ・カールトン東京公式サイトより
無料宿泊特典では宿泊できないホテルではありますが、ザ・リッツ・カールトンを代表するホテルであり、日本最高峰のホテルです。クレジットカードの支払いでポイントを貯めていけば、いずれは宿泊できるホテルだと捉えましょう。
東京の景色を見渡せるだけではなく、コンセプトに沿ってデザインされた部屋で最高の時間を過ごせます。コンシェルジュによるサービスも提供されていて、それぞれの利用者に沿ったサービスが魅力的です。
なお、宿泊に90,000ポイントが必要と仮定した場合、毎月の支払額と必要な期間をまとめると以下のとおりです。
クレジットカード | 月15万円 | 月30万円 | 月50万円 |
Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カード | 30ヶ月 | 15ヶ月 | 9ヶ月 |
Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カード | 20ヶ月 | 10ヶ月 | 6ヶ月 |
これらのクレジットカードはポイント還元率が高く設定されているため、意外にも簡単にポイントを貯めてザ・リッツ・カールトン東京に宿泊できます。仕事でクレジットカード支払いが多いなど、毎月コンスタントに支払いをしているならば、年に1回はザ・リッツ・カールトン東京のような高級ホテルに宿泊できてしまうのです。
まとめ
マリオットボンヴォイのクレジットカードを利用することで適用される無料宿泊特典についてご説明しました。年間クレジットカードで150万円以上の支払いをする必要はありますが、定期的にクレジットカードで支払いするだけでホテルに宿泊できます。宿泊するホテルによっては無料宿泊特典だけで年会費以上の価値を生み出すため、非常に有益な特典といえるでしょう。
また、Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® · カードやMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ·プレミアム·カードで支払いすればマリオットボンヴォイのポイントが貯まり、こちらのポイントを利用することでも宿泊できます。無料宿泊特典だけではなく、支払いに応じた宿泊も可能であるため、支払額が増えれば増えるほどホテルに宿泊しやすくなる仕組みです。日頃からマリオットボンヴォイを利用する人はもちろん、そうではない人もクレジットカードを発行して利用することで、毎年マリオットボンヴォイの高級ホテルに宿泊できてしまいます。
マリオット・ボンヴォイ・カード加入は既存会員からの紹介が最もお得!
「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・カード」「Marriott Bonvoy® アメリカン・エキスプレス®・プレミアム・カード」に加入する場合、既存会員から紹介コードURLを発行して頂いてそこから入会すると、入会に際して大量の入会ポイントを得られますので、最もお得です。
詳細については、このWEBサイトの別の記事をご参照ください。
また、紹介コードURLを紹介させて頂くことも可能であり、ご希望の場合は、お問い合わせフォームからお問い合わせをして頂いたり、下記の紹介LINKからアクセスして頂けましたら幸いです。